| 「文化地層研究会」は、岩手県盛岡市を拠点に活動する市民団体の一つです。 二つの世紀をつなぐ2000年(平成11年)頃、 当時の盛岡を舞台とする「とある伝説的なホームページ」の掲示板上で、 現在にまで続く会員間の交流が始まりました。 これが、今日に至る文化地層研究会の大きなルーツの一つです。 これまでの数多な活動を経て、 現在では年齢や職業性別や居住地を越えたさまざまな顔ぶれが、当会には集結しています。 「文化は地層のように積み重なっている」の考え方をベースに、 地域に埋もれた歴史や文化を深く掘り起こし、 広く市民の間で共有してゆくことが、この会の目的です。 このサイトは、「文化地層研究会」の活動をより多くの皆様方にご理解頂くため、 平成15年に開設いたしました。 |
| 設立までの経緯 文化地層研究会の起源は、平成11年(2000年)頃にまで遡ります。 当時、ネット上に「伝説」とまで呼ばれた「とある個人ウェブサイト」が存在しました。 そのサイト主宰者M氏は、縁あって遠くの街から盛岡へと移り住み、 この小さな街の、ごく小さな変化をつぶさに捉え、印象的な画像と詩的な文章で 日々の暮らしを静かに綴りました。 盛岡に今住む人はもとより、 盛岡を離れた人、盛岡に所縁のある人、盛岡へ特別な思いを馳せる人々によって このサイトは支持され、地元紙にも取り上げられました。 この、「とある伝説的なホームページ」の掲示板上で始まった、街の情報交換。 盛岡の今を世界へ向けて、情報が波のように寄せては返す。 懐かしい日々を辿るように、故郷を離れた人々がいま住む人々に盛岡の動向を問う。 そのきっかけは、誰も気に止めない街の小さな変化に、 優しい眼差しを向けるサイト主宰者の人柄そのものでした。 盛岡をよく知っているはずが、実はその多くを知らなかった。 盛岡に生まれ、また育った人々は、 そのサイトの全く新鮮な視点に惹かれていたのかも知れません。 いつしか掲示板上での交流は、目に見える交流へと広がっていきます。 掲示板で馴染みとなった人々は、いつしか現実に対面し、 ともに盛岡を思い、考え、行動する一つの輪となったのです。 これが、文化地層研究会のルーツです。 |
| 活動の軌跡 平成12年5月13日、盛岡の文教地区とも呼ばれる 「上田」の地で催された小さな映画会が、 現在に至る「文化地層研究会」活動の始まりでした。 平成13年、「内丸」という盛岡城ゆかりの地名を掲げるバス停が、 「県庁・市役所前」というありふれた名前に知らないうちに変えられていたことが、 M氏の主宰する掲示板上で話題となります。 あって当たり前だと思っていたも、一つのバス停の静かな改名。 考えてみると、歴史的文化的価値を持つ遺産を、私たちは知らぬ間に失っている。 「小さな変化」は積もり積もって、大きな変化となり街を変貌させてゆきます。 平成14年、盛岡は多くの都市計画で大きな変貌を遂げ始めていました。 そしてこの文化地層研究会にも、様々な転機が訪れます。 「とある伝説的ホームページ」は、サイト主宰者が「止むを得ない事情」で 盛岡を旅立つことによって、惜しまれながらも、別れの時を迎えます。 掲示板には存続を望む声と、賛辞と感謝の声が集まりました。 けれどM氏は、盛岡を離れることを「一つの区切り」としたのです。 この時期、盛岡を舞台とするウェブサイトが、その後を追うようにいくつか生まれました。 平成15年、文化地層研究会は新たに公式掲示板を先行し、次いで 「文化地層研究会公式ウェブサイト」を正式にオープン。 地域を見つめる多くのウェブサイトをリンクして、現在に到っています。 |
| 組織内容 当会の構成は、年齢・職業・性別などを問わず幅広く多岐にわたり、 会員の居住地も盛岡市には限りません。 人々に忘れ去られた地域の文化、歴史、風土、地理、民俗など、 現代社会の地層に埋もれた知的財産を発掘し、 より多くの人々にそれを啓蒙しながら、地域を改めて見つめなおすこと。 さらにそれを共有することで、盛岡をはじめとする地域の文化的価値向上をめざしています。 また当会は、有志により構成されており、 様々な文化活動について多くの個人・法人のご理解とご協力を頂いておりますが、 特定の政治・宗教・学術・公共団体とは一切関係ありません。 正式名称 : 文化地層研究会 事務局所在地 : 020−0861 岩手県盛岡市仙北一丁目16番4号 代表 : 高橋 智 ( たかはし さとし ) 創立 : 平成12年4月 会員数 : 41名 ( 平成19年12月21日現在 ) ウェブサイト : 平成15年2月25日、「公式掲示板」を先行オープン。 平成15年3月15日、「公式ウェブサイト」をプレオープン。 平成15年3月21日(春分)、「公式ウェブサイト」を正式オープン。 平成15年4月5日、「公式ウェブサイトリンク」を公開。 |
「文化地層研究会」 名称の由来 「文化地層研究会」の名は、平成12年4月、当会創立の起源である 「16mmフィルム上映会」(盛岡市上田公民館)開催に先立ち、 後に当会事務局長となる女性が、主催者名義として仮に命名したことに由来してします。 ここには、 文化は単層ではなく、 幾重にも地域に記憶として積み重なる 歴史の地層のようなものである」 とする、当会の基本理念へ連なる思想が込められています。 |
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